01 Feb天国にいったシヴァ

1月6日の夕方から行方が分からなかったネコのシヴァ。
それから数日経ったある日、お隣のご主人にシヴァを見かけなかったか尋ねたところ、よく庭で鳥を捕まえているけれどシヴァのことは最近は見かけていないとのことでした。
そして1月25日の正午過ぎ。クリスと薪ストーブ用の薪割りをしていると、お隣のご主人がやってきました。
うちの隣の敷地でグレーのネコを見つけたけれども、死んでしまっていると言うのです。
目の前が真っ暗になりつつ、ネコがいる場所に連れて行ってもらいました。
そこはクリスがかつて麦を育てていた場所で、ところどころ草が伸びているのを掻き分けながら向かいました。
動揺と急く気持ちを落ち着けながら…
そこにはグレーのネコが地面に倒れていました。そして悲しいことにそれは間違いなくシヴァでした。
頭に傷があり、まだ死んでからそんなに日数は経っていない様子でした。

生後1ヶ月頃のマーヤ(左)とシヴァ(右)↓

「いつか帰ってくる…」
心配しながらも、またシヴァと会えることに希望を持っていたけれども、その願いはふいに断たれてしまいました。
「シヴァー!どうしてこんなことになっちゃったの?かわいそうに…」
あまりの衝撃と悲しみに私は泣き崩れました。
シヴァの亡骸はクリスがうちに運び、陽の良く当たるシヴァが好きそうな場所に二人で穴を掘って埋葬しました。

0歳3ヶ月の頃のシヴァ ↓

あれから一週間が経ち、ようやくこのブログを書く気になりました。
まだ思い出せば涙が出てくるけれど、だいぶ前向きに捉えられるようになってきています。

0歳3ヶ月の頃のシヴァ ↓

最初の数日はとても辛かった。
まだ2歳8ヶ月だったシヴァ。人間で言うと24~25歳です。
とても健康で、食欲旺盛。外に行けば鳥やネズミ、そして他の動物や虫を捕まえることができるとても機敏で素早いネコでした。
警戒心がとても強くて、見知らぬ人とは必ず距離を置いていました。
そんなシヴァがどうして頭に怪我を負って、こんな若くして死ななければいけなかったのだろう?
シヴァを失った悲しみと、解けない疑問を頭から消すことができず、食欲がなくなり夜は眠れない数日を過ごしました。

0歳4ヶ月の頃のシヴァ ↓

数日経ってもシヴァの死を受け売れられずに悲しんでいた私は、友人でチャネラーのきぃちゃんにチャネリングセッションで聞いてみることにしました。
チャネラーとはチャネリング能力のある人ですが、日本語で最も近い表現は「霊能者」でしょうか。
ちなみにWikipediaでチャンリングの定義を見るとこう記されています:常識的な通信手段では情報をやりとりできないような相手(何か高次の的存在・・死者(霊界人)・宇宙人・未来人など)とコミュニケーションをすることである。

0歳5ヶ月の頃のシヴァ ↓

このブログでは今まで触れてはいませんが、私は10年ほど前からこういった能力のある方とのご縁が始まり、外国人のチャネラーの通訳をやっていたこともあります。
最初は未知なる世界だったので懐疑的なところもあったのですが、そういう人たちと接することで目に見えない世界について色々なことが分かってたくさんの学びを得ることができました。

0歳8ヶ月の頃のシヴァ ↓

P1070288

こういった世界のことは科学的に証明することはできませんし、個人個人で色々な捉え方があります。
信じるか信じないかはその人次第ですが、シヴァの死を嘆いていた私は大いに救われました。

同じようにペットや愛する人を失って悲しんでいる人にとって心の安らぎにつながるかもしれないのでシェアします。

1歳2ヶ月の頃のシヴァ ↓
P1070936

きぃちゃんは高次の存在のことばを降ろすチャネラーですが、まずはシヴァに何があったのかを尋ねてみました。
シヴァは1月6日に家を離れて自分一人で生活しようと思いたち、旅に出ました。2週間以上もの間、鳥などを捕まえて食べて自活していたのですが、ふと「そろそろ家に帰ろうかな」と思ったようです。
うちが見えるぐらい近くまで戻ってきた時、ふとした拍子に人間が動かす機械との接触がありました。具体的にそれが車なのか、草刈り機なのか耕運機なのかは定かではないけれども、その接触によって頭に怪我を負い、そこから数メートルは歩いたものの、力尽きてしまいました。私たちがシヴァを見つけたちょうど24時間ほど前(1月24日の正午過ぎ)に息絶えたようです。
でも死因はそれほど問題ではないことが分かりました。というのは、シヴァは自分の最期が近いことを感じていたからこそ旅に出たようなのです。死ぬ前に冒険をしたい!と。
事故にあって怪我をした時、当然ながら驚いたし痛みはあったけれど、死に対する恐怖もなく穏やかに受け入れたようです。
そして「機械」を動かしていた人間に対しても怒りや恨みの感情も一切ないということでした。

話を聞いているうちにシヴァがどんな想いで死んでいったのかを知りたくなり、無性にシヴァと話したくなりました。
「直接シヴァと話をすることはできますか?」と尋ねると、少しの間なら可能とのことでした。
そこでシヴァとの対話が始まりました。ネコと対話をするなんてとても不思議なことですが、ネコにも感情は意思があるのでチャネラーを介せばできるのです。

1歳6ヶ月の頃のシヴァ ↓P1080599

記憶を辿ってシヴァのいくつかのことばをシェアします。

「お母さん、ぼくはずっと一緒にいたのに、見えないの?昨日もお膝の上に乗ってたんだよ。分からなかった?」
「ぼくね、鳥を捕まえるがとても上手なんだよ(得意気に)。でもそろそろお膝の上で甘えたくなって帰ろうと思ったの。」
「お母さん、そんなに悲しまないで。死ぬことは悪いことじゃないんだよ。だって生まれてきたら必ず死ぬんだもの。それはとても自然なことなんだよ。ぼくはとても軽くなったよ。」

「それにまた会えるよ。あのうちに戻って来るよ。マーヤ(シヴァの兄弟ネコ)が生きているうちにね。」
「ぼくたちのことを育ててくれてありがとう。ぼく、すごく楽しかったよ。お母さんのお膝に乗っているときが本当に大好きだった。」
「あと3日は一緒にいるよ。でもその後は他のところにいくからね。」

1歳7ヶ月の頃のシヴァ(右)とマーヤ ↓P1080894
この対話から、シヴァが本当にうちでの生活を楽しんだこと、私たちを大好きだったことが分かりました。

生まれた時から一緒に過ごしていたマーヤはさぞ悲しいだろうと思い、その事にも胸を痛めていました。
シヴァがいなくなってからはマーヤはもっと甘えてくるようになり、それが寂しさからだと解釈していました。
でも高次の存在に言わせるとマーヤもシヴァの最期が近いことを感じ取っていたようです。
なのでシヴァがいなくなって寂しい気持ちはあるけれど、私のように嘆いてはいないとのことでした。
自然によりつながっている動物の方が、人よりも死を抵抗なく受け入れられるのかもしれません。

1歳8ヶ月の頃のシヴァ(左)とマーヤ ↓

「マーヤはお母さんがいつまでも悲しんでいるから心配しているよ」
どうやらマーヤは嘆く私を心配して以前より私のところに来るようになった様で、甘えているというよりか慰めてくれているようです。
時折、マーヤを見ているとシヴァに見えてくるから、「シヴァの分もマーヤをかわいがるね」と言うと、
「それじゃマーヤがかわいそうだよ。マーヤはマーヤとしてかわいがってあげて」
と言われました。ああ、そうか…ごめんね、マーヤ^^;

2歳の頃のシヴァとマーヤ ↓
P1090886

仲良し兄弟ではあったけれど、シヴァはマーヤをいじめることが度々ありました。
マーヤはとても甘え上手でクリスも私もかわいがるけれど、シヴァはそれに対して嫉妬をしているのではないかと思ったこともありました。

「シヴァはどうしてマーヤのことをいじめてたの?」と尋ねると、
「知ってたの?」と罰が悪そうに言いました。
「マーヤが自分よりもかわいがられていると思ったから?」と聞くと、
「ううん、なんでだか分からないけど、いじめたくなっちゃうんだよ。」と答えました。
もしシヴァがマーヤを妬んでいるとしたら、シヴァも愛されているということを示せない自分たちに非があるのではないかと思って気になっていました。
でもそういう嫉妬のような感覚はなかったようなので心底ホッとしました。

1歳の頃のシヴァとマーヤ ↓P1070607
そして一番引っかかっていたことを尋ねました。
実はシヴァの死を嘆いた理由の一つは、自分に至らないことがあったという罪悪感があったからです。
シヴァは毎朝早朝に餌をねだって鳴きつづけるネコでした。そのせいで突然に起こされて布団から出なくてはいけないので、かなり不機嫌になることもあります。
シヴァがいなくなった日の朝もかなり不機嫌で、寝不足のためボーッとしていました。
餌をあげるためにキッチンに向かっている時に足にまとわりついてくるシヴァをよけず、そのまま歩いたために軽く蹴ってしまいました。
シヴァがその時驚いた顔でこっちを見ていたのが忘れられませんでした。
「シヴァ、時々私は機嫌が悪くてシヴァに当たっちゃうことがあったね。怒ってた?」
「ううん。だってお母さんはその後ぼくに“ごめんね”って謝ってくれたから、怒ってないよ。お母さんが笑っている時も不機嫌な時も、いつも大好きだったよ。」
この言葉に私がどんなに救われたことか…。そしてシヴァの大きな愛を知って、心が震えました。

1歳6ヶ月の頃のシヴァ ↓P1080601

「シヴァのことを見つけられてよかったよ、土に埋めてあげられたから。」と言うと、
「うん、だって僕本当に帰りたかったんだ。だから見つけてもらいたかったの。」
シヴァは家に帰る途中息絶えてしまったけれど、お隣のご主人が見つけてくれたお陰で体はうちに戻れたのでした。
お隣のご主人はシヴァが倒れていた場所には頻繁に行く訳でもないし、草の丈が長い場所なので見つけるのは簡単ではないはず。
そんな中、シヴァを見つけることができたのは、恐らくシヴァの帰りたいという意志が強かったからでしょう。

1歳2ヶ月の頃のシヴァ ↓P1070712

シヴァに「何かして欲しいことはある?」と尋ねると、
「あの美味しいのが食べたい。」と答えました。
「缶詰の餌のこと?」と聞くと、
「違う。あの何回かもらった特別のやつ」と言うのです。
しばしの間考えてやっと分かりました。
それは試供品としていつも買う餌についてきたグルメな餌で、それを与えるとシヴァもマーヤすごく美味しそうに食べていたのを思い出しました。
「それじゃ、あれを買ってシヴァにあげるね。」
「うん!」

2歳7ヶ月の頃のマーヤとシヴァ ↓IMG_0159

「シヴァのことが見えなくてごめんね。でもシヴァがそこにいるんだと想像してなでなでするね。」と私が言うと、
「じゃ、お母さんが寝る前にぼくがお母さんの胸の上に乗るから、ぼくがそこにいると思ってね。本当はゴロゴロ喉を鳴らしたいんだけどできないんだ…」と残念そうに言うシヴァ。
「大丈夫。シヴァのゴロゴロを想像しながらなでなでするからね。」

シヴァとの対話もそろそろ終わる頃、「シヴァのことが本当に大好きだよ。シヴァは本当に素晴らしいネコだった。うちに来てくれてありがとう。また会おうね。」と伝えました。

最後に「お母さん…お母さん…お母さん…」とシヴァは私を優しく呼びました。そこには言葉にはできない想いがこもっているのを感じ、私もそれに答えるように「シヴァ…シヴァ…」と答えました。
チャネリングセッション後、きぃちゃんは「あの時のシヴァは愛でいっぱいでした」と語っていました。

シヴァの生と死を通して、そしてチャネリングによって知ったことやシヴァとの対話を通して私は多くの学びを得ました。
ネコ(ペット)は人が世話をしているように見えるかもしれないけれど、本当は人がネコ(ペット)から愛され、癒され、そして学んでいるのかもしれません。

シヴァが旅に出た数日前のマーヤとシヴァ ↓
IMG_0023

シヴァから学んだことは計りしれないけれど、ここにその一部を記します。

シヴァが何の前触れもなく突然いなくなってしまったように、いつ何が起きるか分からない。だからペット(家族や友人も同様に)と一緒に過ごせる時間を大切にしよう。「今」しかない!
身近な存在ほど不機嫌だったら当たってしまったり、ないがしろにしてしまうけれど、いつも愛をもって接するようにしよう。
シヴァが私にそうしてくれたように、身近な存在が自分に当たったり、ないがしろにしても、愛をもって接するようにしよう。
決して理想の飼い主ではなかったけれども、それでもシヴァは私を本当に愛してくれていた。私には愛される価値があるのだ。
自分もいつどうなるかは分からない。シヴァがそうしたように、思い切って生を謳歌しよう。
後悔したり、罪悪感をもつのではなく、過ちから学んでそれを繰り返さないようにしよう。
誰かに何かをされても恨まないこと。それは自分が変容するために必然的なことなのかもしれない。
過去の出来事を変えることはできないけれども、考え方を変えれば今を変えることができる。
死は終わりではなく、新しい始まりのために必要なもの。永遠なる生と死のサイクルを受け入れ、過去を振り返るのではなく新しい始まりに意識を向けよう。

0歳4ヶ月の頃のシヴァ ↓

思えばシヴァはヒンズー教の「シヴァ神」からいただいた名前ですが、シヴァ神は破壊と再生の神です。
確かにシヴァは破壊力がすごくて、古くなった網戸を突き破ったこともありました。
でもそのおかげで「ネコ扉」を作ることになったりと、新しいきっかけを作ってくれました。
最後にシヴァは自分の死をもって私のこれまでの固定観念や考え方の癖を破壊してくれました。
そして新しい自分になるためのきっかけを作ってくれました。

「あと3日は一緒にいる」と言っていたシヴァ。その3日間はシヴァがそこにいるかのように話しかけたり、餌をあげたりして過ごしました。
4日目は「いよいよ天国に行ってしまったんだ」と寂しい気持ちも少しはあったけれど、何となく吹っ切れていました。
シヴァが戻ってくるためには一度は天国にいって休まないとね。

今はシヴァがどんな姿に生まれ変わるのかを思い浮かべたりして前向きになってきています。
シヴァが「また会えるよ。うちに戻って来るよ。」と言った時、なぜか白と茶色のネコが思い浮かびました。
「戻ってきたときはまた別の名前をつけてかわいがってね。」と言っていたシヴァ。
さて、どんなネコになって帰ってくるでしょうか…?

ありがとうシヴァ!また会える日を楽しみにしているよ!

1歳1ヶ月の頃のシヴァ↓
P1070685

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

他の”ネコの徒然ブログ”はこちら

 

 

 

 

 

Comments are closed.