29 Mayインドへの旅 その11:アーユルベーダとインド古典声楽

5月29日、金曜日。

この日、ピンクハウスで朝食を食べているとインド人女性に「ここに座っても良い?」と尋ねられた。
即OKし、彼女が座ると会話が始まった。
Sangyotと名乗る彼女はインド古典声楽の先生で、ゴアからこちらに短期で滞在中だそうだ。
先日結婚式のあったTrimurtiで毎年教えているため、そのご縁で結婚式にも呼ばれて歌を披露したと言う。

左からSangyotとShyan ↓

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私もかつてインド古典声楽を日本で習っていたことを伝えると、「もし興味あればレッスンをするわよ」と彼女。
人柄が良くて、話しやすかったので、夕方お互いに都合があえばレッスンを受けることになった。

この後、アーユルベーダハウスにチェックインした。
建物が新しく、とても清潔な感じのゲストハウス。
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アーユルベーダハウスなだけに、建物の1階にはアーユルベーダのクリニックがあり、二人の先生(ご夫婦)が運営している。
2階部分に3部屋貸出し用の部屋があり、3階に先生ご夫妻と二人のお子さんのご家族が暮らしている。
他のゲストハウスに比べると部屋数が少ないし、レストランもないのであまり旅人同士が知り合うような雰囲気はない。
でも睡眠不足で疲れていた私にはこの清潔な環境はとてもありがたい。

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大きな窓と小さなバルコニーにつながるドア ↓
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バルコニーからの景色 ↓
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チェックイン後は疲れをとるために早速クリニックで全身マッサージを受けた。1時間700Rs (約1400円)。
担当してくれた若い女性、Mandiに「シロダーラ(額に油を垂らし続けることで瞑想状態に入る)にも興味がある」と伝えると、
「じゃあ、この後にやります?」と言われた。「え?一気にそんなに?」と一瞬思ったけど、値段は45分で950Rs(約1900円)。
日本だと少なくとも数倍の値段はするので、思い切って受けてみることにした。

おかげですごくリラックスできて緊張や疲れがだいぶとれた。
施術後に「少なくとも2時間は油を流さずにいてくださいね」と言われたのでバルコニーで外の景色を眺めて過ごした。
ただ、シロダーラは半端ない量の油をおでこに垂らすため、そのプロセスで髪の毛が油だらけ。
ぞうきんのように絞っても絞っても、ポタポタと油が垂れる。
これを全部集めたらどれだけのカレーが作れるだろうか…なんて想像してしまった。

カレーと言えば、この日はThaliを食べた。ターリーとはインド料理の定食のことで、直訳すると、お盆という意味らしい。
この辺りのゲストハウスで注文できるベジタリアンターリーの場合は専用のプレートの上に何種類かのカレー、チャパティ、ライス、ヨーグルトと1度の食事の料理を全てのせてある。
ちなみに私はインドでは完全にベジタリアン食で過ごした。あまり肉を食べる気分にならないのと、ベジタリアン食でもかなり満足感がある。

IMG_0192これで190円。でもお腹がいっぱいになって全部食べられないこともある。
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ターリーを食べてから一度ゲストハウスに戻って休んでいると、朝出会ったSangyotからメッセージが入っていた。
「今から歌のレッスンできるけれど、どう?」
「30分後に行きます!」とメッセージし、彼女が滞在しているピンクハウスに行った。
インド古典声楽のレッスンを受けるのは約8年ぶりだろうか。
懐かしい気持ちと、まだ覚えているかな~というドキドキ感でレッスンを受けた。
そして、やっぱりインド音楽はいいな~と改めて思った。
Sangyotは翌々日にはゴアに戻ったため、一度だけのレッスンだったけれど良い体験となった。

この日の夜はMonikaがコースを教えているAgama Hallで開催されたKirtan(キルタン)に参加。
Kirtanは古代インドのサンスクリット語で “歌う” という意味の言葉で、音楽と共にマントラをチャント(詠唱)する集いのこと。
交代でリードするミュージシャンが代わり、リードする人があるマントラをチャントしたら、他のミュージシャンやその場にいる参加者が全員同じマントラをリピートする。
インドではかなり古くからKirtanは存在していたけれど、伝統的なインドのKirtanと、西洋人が中心になっているここでのKirtanは音楽も雰囲気もだいぶ違うらしい。
いずれにしても日本ではなかなできないとてもユニークな体験だったので、マントラをチャントしつつ私はちゃっかり写真やビデオ撮影にいそしんだ。

奥にミュージシャン、手前側には30名ほどの観客(Kirtan参加者)がいて、全員が同時に歌うとかなりパワフル。
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ミュージシャンたちの前に祭壇があり、キャンドルが灯ってとても良い雰囲気。
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左手の日本人の女性は2011年にタイで出会ったAkariちゃん。この時はハルモニウムを担当していたけれど、色々な楽器が使いこなす素晴らしいミュージシャン。
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右手で笛を吹いているのはShyan。インドの竹笛、バーンスリを19年吹いているという彼は即興でKirtanに音を添えていた。
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こうしてのんびり過ごすつもりが、またもや盛りだくさんな一日に…
インドでは、何も予定しなくても日々勝手に色々なことが起きる。
でもすべては自分にとって流れに沿った体験だと感じる。

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