21 Junインドへの旅 その32:ダライ・ラマお誕生日祝典でDavidに救われる

6月21日、日曜日。

夏至でもあるこの日はダライ・ラマ法王の80歳のお誕生日を祝う盛大な祝典がダライ・ラマ寺院で開催された。
早朝に寺院に向かうと街はチベット人だけでなく、インド人や世界各国からの観光客がダライ・ラマ寺院に向かって歩いていた。

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寺院に入る手前で既にダライ・ラマ法王を一目でも見ようと駆けつけた参列者の長蛇の列。
一体いつになったら寺院に入れるのかと思う状態で列が動くのを待った。
1時間以上待った後、ようやく寺院の中に入れたかと思ったら、セキュリティーチェックで引っかかってしまった。
警備員いわく、「カメラ、携帯の持ち込みは禁止」とのこと。
ガーン!せっかくここまで待ったのに!
というかカメラ・携帯の持ち込み禁止なんて誰からも聞いてない!
泣く泣くSatomiちゃんと私は列を寺院を退場。
Satomiちゃんいわく、カメラ・携帯を預ける場所が寺院を出たところにあるのだとか。
そこに行っても案の定、たくさんの人が我先にカメラや携帯を預けようと群がっていた。
何人かのスタッフが番号札と引換にカメラや携帯を預かって棚に置いていた。
ところが、私たちの番になる直前で参列者に対してスタッフからの無情な一言…
「番号札がなくなったので、もう預かれません」
!!! えーっ!!! T.T
「じゃ、自分たちで番号札を作れば良いんでしょ?」
私たちの前にいた欧米系の女性が必死に食い下がってスタッフに訴えた。
でもスタッフは「ダメ」の一点張り。

これは諦めた方が良さそうだと察してSatomiちゃんと私は「どうしようか…」と途方にくれた。
私は既に疲れていたし、ダライ・ラマ法王を見ることを手放し始めてたので、
「Satomiちゃん、私がSatomiちゃんの携帯を預かっているから行っておいでよ」と言った。
でもSatomiちゃんは「そんなのダメだよ!一緒に行こうよ」と言う。
「じゃあ、この辺のカフェに預かってもらえるか聞いてみよう」ということになった。
側にあったカフェに入ってレジの人にお願いしてみると「無理です」と断られた。
うーん、どうしよう…
そんな時に思いついたのがDavidだった。
Davidはダラムサラ歴が長いから相談してみようと思い立った。
彼の携帯に電話すると、すぐに出てくれて事情を説明した。
「じゃあ、僕が預かっていてやるよ。今、どこにいるの?」
「Moonpeak Cafeの近く」
「じゅあ、今から行くからそこで待ってて」
おおお…!Davidが仏様に思えたのは言うまでもない。
Davidは数分でやって来てくれた。
「本当にありがとうね」
「いや、大丈夫。ところでこれはいつ、どこで返せば良いかな?」
「あ…そうか…携帯を預けることになるから電話もできないし…」
「じゃあ、Moonpeak Cafeで預かってもらえば一番良いんじゃない?」とDavid。
さっきの経験上、そんなに快く預かってもらえるかな~?と内心思ったけれど、カフェの中に入って行くDavidを追った。
Davidはこの店の店長とも知り合いで常連だと以前聞いていた。
レジの所にた青年に挨拶して「これを預かっておいてもらえるかな?」と一言。
スタッフは笑顔で「OK」と即答。
す、すごい!
ああ、持つべきものは地元に顔が利く友人だな…と感激すると共にDavidに感謝した。

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そんな紆余曲折があったけれど、Davidのお陰でようやく寺院に入れることになった。
でもその時点で寺院内はすごい人だかり。
はるか遠くにある寺院の本殿の中でお祝いが行われている様で、観衆は皆そっちの方向を見ていた。
幸い、大きなテレビ画面のようなものがあって、それを見ると寺院内で行われている祝典の様子が伺えた。
座っているダライ・ラマ法王の元に、様々な立場のVIP(インドの元首相や他の著名人などもいたらしい)が順番にやってきては祝辞を述べているようだった。
噂によれば「祝辞の後にダライ・ラマが外にやってくる」、「祝辞はあと2時間もすれば終わる」とのことだった。
そんな様子を満員電車ばりの窮屈な状況の中で眺めること数時間。
時折、参列者を振る舞うために僧侶がやってきてはお菓子やフルーツなどが入っている箱を観衆に向かって投げる。
たくさんの手が伸びて箱の中の物がたちまち消えていく。
彼らにとって、これらのお菓子やフルーツはダライ・ラマ法王に祝福された聖なる物。
Satomiちゃんと私は通路の近くにいたので幸いにもマンゴをいただくことができた。
生のダライ・ラマを一目でも見られればいいなと思っていたけれど、式典は延々と続く上に人混みの中で身動きもとれない状況はかなりきつかった。
ひたすら時間が流れていくのを待ったけどそろそろ限界…
そんな頃、ようやくダライ・ラマ法王が寺院から出てきて観衆の前に姿を表した。
「ようやく生のダライ・ラマが見れた!」
私たちは満足し、寺院を後にした。

夕方からはBody Templeでの二回目のワークショップ。

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ウォームアップエクササイズの時にAlishaが絡んできた^^
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前日のワークショップ
では体調が悪くて参加できなかったSatomiちゃんも、この日は参加できた。
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人数は少なかったけれど、始終良い雰囲気のワークショップ♪

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「私はすごく男っぽい」と言っていたBettinaがこんなに女性的にかわいらしくなっている。
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ワークショップの後は毎度のことだけれど皆でTrek&Dineに食べに行った。
ワークショップに参加してくれたBettinaはご主人とTrek&Dineを経営している。
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「いつも忙しくてレストランを手伝う時はテンパってつい口調なんかもきつくなるけれど、Elliのワークショップの後はすごく穏やかな気持ちでいられるのよ」
とBettinaは嬉しそうに語ってくれた。
彼女の仕事が落ち着いた頃、お互いの身の上話をした。
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これがダラムサラで最後の夜。
何人かの友人達が夕飯に合流してくれてお別れをした。
別れに伴う寂しさよりは出会えたことの喜びが多かった。
縁があればまた会える。
口に出して言わなくても、皆それを肌で感じている人ばかりのようだ。

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