09 MarRoyal College of Art大学院生の鴨川来訪

3月9日、水曜日。
ロンドンのRoyal College of Artの建築学科の大学院生18名と教員たちが研修のために私たちの村に来訪しました。
コミュニティーカフェ&マーケットのawanova, DIYハッカーコミュニティーのhackerfarmを視察後、MUJIと共同で棚田オーナー制度を開催している林良樹さんの古民家に移動してこの地域の様々な都市農村交流や地域活性化の取り組みについてのトークや意見交換をしました。
Yesterday, we gave a tour to 18 grad students from the Royal College of Art in London. After a visit to awanova (organic cafe & market) and hackerfarm, we moved to Yoshiki Hayashi’s village where Yoshiki’s gave a talk on his activities on rural revitalization. Chris did a great job on interpreting the session, while Tod and I assisted.

hackerfarmの仲間たちとawanovaでランチ。
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この日はミニライブもありました。
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雨が降る中、Royal College of Artご一行が到着。
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ロンドンの大学院なだけにとても国際的。何人かの学生さんはスィーツや飲み物を買っていました。

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ご一行にawanovaについての説明をするクリス(オレンジのジャケット)。
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awanovaに大きな人だかり。
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道をはさんで向かい側にあるhackerfarmに移動し、見学をする様子。
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hackerfarm主宰のAkibaのラボにこんなに大勢の人が入ったのを見るのは初めて…
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林良樹さんの古民家に移動し、彼の活動についてのトークが始まりました。
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プロジェクターで写真を見ながらこの地域での様々な取り組みの紹介。
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トークの後は村の長老たち、近所で自然王国を運営する加藤登紀子さん、良品計画の生明さん、この村出身の市議会委員の川名さんなどが挨拶をしました。
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林良樹さん(右)、一部始終を通訳をしたクリス(中央)とサポートに入ったTod(左)。
私も少しだけ通訳をしました。
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トークの後は林家の居間で輪をつくって、Royal College of Artの建築学科の教員たちが自分たちがなぜこの村に興味を持ったかを話しました。
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質疑応答の時間、ある学生さんの質問が印象に残りました。
「限界集落に新しい移住者がどんどんやってくることは良いのですが、逆に増えすぎると元々の良さがなくなってしまうことになると思います。
そういう可能性を見込んで、どの時点で線を引くんですか?」
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この疑問は私も2010年に鴨川に移住した頃から考えていました。
けれども3.11後に多くの移住者たちが西や海外へ移動したため、しばらくは特に心配する必要はないと思っていました。
でもここ数年の間にこの地域への移住希望者が増え、加速しています。
現時点ではこの質問へのはっきりした答えはないけれど、そろそろ考えないといけない時期なのかもしれません。
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今、はっきりしているのは今や世界が日本の里山に注目しているということ。
先月はハーバード大学大学院の建築家の学生も研修のためこの地域を訪れました。
「現代社会の問題の全てが里山に見られます。でも問題を解決すればそれはチャンスに変えることができます」と語る良樹さん。
若い世代の都会への流出による限界集落や過疎化、農業の担い手不足(食の自給力の低さ)、伝統文化や知恵の消滅。
確かに里山は数多くの問題を抱えています。
その問題をどう解決し、チャンスに変えるのか。
その歩みは日本だけでなく世界にとっても貴重な事例となることでしょう。
今後がとても楽しみです。

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