27 Mayインドへの旅 その8:人助けと学校

5月27日、水曜日。

恒例のPeace Cafeでの朝食で一日が始まる。
AkibaとDavidはスラム街にソーラーランタンを設置するプロジェクトを開始していてその話で持ち切りだった。
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2日前、彼らはプロジェクトの下見のためにLower Dharamsala(マクロードガンジから1時間ほど下った街)のスラム街に行った。
ダラムサラのスラムでは電灯不足のため、夜には真っ暗になるため窃盗やレイプなどが起きやすい。
彼らがソーラーランタンを設置することで犯罪防止につながり、人々の生活は劇的に改善する。
私はちょうど胃腸炎で寝込んでいた日だったので一緒に行けなかったけれど、アキバの写真を拝借。

スラム街はチベット系のNGO、Tong-Lenによってサポートされている。
インド政府は不法占拠者に立ち退いて欲しいので一切の生活援助はしないようだ。

11039297_10155548953230431_8571218139169649165_oスラムに入っていくDavid。
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Tong-Lenがスラムの子供たちのために作った学校。
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スラム街に住む家族。
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子供たち。
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これがソーラーパネル、バッテリー、LED照明がついていて機能しているソーラー式電灯。
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一方、ソーラーパネルとバッテリーが盗まれて全く機能していないソーラー式電灯。
公共の電灯に取り付いているソーラーパネルやバッテリーを何者かが盗み、機能していない電灯が多いようだ。
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そこで彼らが新しく設置するソーラーランタンには窃盗防止機能(アラームなど)を付けるそうだ。
Akibaが考えたデザインをDavidに見せている図 ↓

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人助けにも色々あるけど、彼らの活動は私が見聞きしてきたのとは次元が違う。
困っている人々の問題解決のために、自分の技術を役立てて行動を起こせるのはすごいことだと思う。
人々の生活や人生を直接的、そして劇的に変えることができるのだから。

彼らに触発され、私もただの行きずりの旅行者としてではなく、ここに住む人たちのために自分にも何かできることがないかと思い始めた。
でもとりあえずは宿探し…。
この日も引き続き宿探しをしようと思っていたが、Davidが「ダラムコットにある学校に空き部屋があるみたいだから紹介しようか?」と聞いてきた。
どうやらスイス人女性が元々一軒家だった家を利用してオルタナティブな学校を運営しているそうだ。その家には素敵なガーデンがあると言う。
どんな家・学校なのか興味が沸いて、「ぜひ紹介して欲しい」とお願いした。
「じゃ、どうせそっち方面に行くからこの後連れていくよ」とDavid。

インドに滞在して一週間近く経つけれど、ここでの過ごし方に段々と慣れてきた。
一日のはじめに漠然と「今日はこれをしよう」、「こんな物が手に入るといいな」などとイメージをするだけで、後は流れに任せれば良いのだ。
宿探しをしようと思っていたら、部屋の情報が入り、案内までしてもらえることになった。

朝食後、アキバが先日依頼したソーラーランタン用の紙の進捗状況を確認したいとのことで、紙工場を訪れた。
職人さんがまさに作業中。
IMG_0110だいぶ数が仕上がっている。
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紙工場のスタッフたちとDavid(中央)。
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作られたばっかりで濡れている紙がたくさん吊るしてあった。
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次はDavidの友人でコインランドリーを経営している青年のところに。
最近乾燥機が壊れたようで、修理が可能か確かめてもらうためにDavidを呼んだらしい。
Davidはフォトグラファーだけれど、機械にも強く街中の知人たちから様々な機械の修理を依頼されている。

IMG_0117アキバとDavidの後をついて山を登る。
病み上がりだからキツい…
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たどり着いた学校、Shanti Om Schoolはまさに昨日ゲストハウス探しをしていたすぐ近くにあった!なんだかすごく縁を感じる。
おとぎ話に出てくるようなガーデンの中に煉瓦の建物が見える。
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家のすぐ近くではhillhacksのメンバーたちが、なんと子供たちにルービックキューブのワークショップをしていた。
hillhacksが利用しているゲストハウスはここから歩いて10分ほどの場所にあり、参加者たちは日々この学校にやって来ては子供たちに「授業」を教えていた。
さすがはオルタナティブな学校。先生も日替わりだ。
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Shanti Om Schoolには幼児から15歳までの15名の子供たちがいた。みな主に欧米系のヒッピートラベラーの子供だ。
国籍はスイス、フランス、アメリカ、ロシアなど、様々で、ダラムサラに滞在中に子供たちを学校に入れたい親たちがShanti Om Schoolに子供を預けている。
なので、子供たちの出入りも激しい。
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DavidがスクールマスターのLaurenceに私を紹介して事情を話してくれたところ、「部屋ならいつでも使ってくれて構わないわよ!」と歓迎してくれた。
ちなみにLaurenceはインドに19年ほど住んでいて、娘が二人いる。
彼女たちの教育を考えた時にインドの学校教育には納得がいかず、自ら学校をはじめたそうだ。
右がLaurence。真ん中にいるのは先日hillhacksで出会ったインド人の映像作家、Mallik。

5.27OmShanti

空いているという部屋はここ↓
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教室として使われているリビングルーム ↓
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右手には同じく教室として使われているダイニングルーム ↓
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キッチン ↓
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元々はドイツ人女性が建てた家だそうで、とても素敵な雰囲気。
一軒家に、しかも学校に滞在するなんてなかなかできない体験だし、丁度移りたいと思っていたエリアなのでこの日の内に荷物を移動することにした。

マクロードガンジに戻って、ホテルをチェックアウト。
瞬く間に私の生活環境は変わることになった。
でもこの後、思いがけない展開に…

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