04 Junインドへの旅 その15:Akibaのトーク&しばしのお別れ

6月4日、木曜日。

この日はアキバが11:00からhillhacksでレクチャーをすると聞いていたから行ってみた。
開催場所は私のゲストハウスから徒歩15分程度の場所。

hillhacksはアキバが数年前に何人かの友人達が立ち上げたハッカー・イベント。
山の中のゲストハウスで2週間ほどの期間、様々なワークショップを開催する。
この日はジオデシックドームの模型作りのワークショップをしていたけれど、プリントTシャツ作り、チーズ作りなど、ジャンルを問わず色々なワークショップが開催されていた。

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アキバのトークの内容は、なんと彼自身に起きた様々な出来事による東京(都会)→鴨川(田舎)への生活のシフトやアキバとクリスが立ち上げたhackerfarmについてのトーク。
聞き手は40人ほどいて、主にインド人のDelhi, Mumbai, Bangaloreなどの都市部から来ているIT系の若者たちが多く、皆熱心に話に聞き入ってた。

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「2012年、仕事が色々と大変で燃え尽きました。もっと楽しくて新しくて面白い何かを探し始めたところ、チーズ作りにはまりました」というところから話が始まった。
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アキバが鴨川に縁ができたのはクリスと私が住んでいて何度か訪ねてきたのがきっかけだったので、自然と私たち夫婦の話も出て、「ちなみにエリはそこに来てます」と私の方を指差した。
「チーズ作りのために生乳が必要になり、鴨川に遊びに行った時にクリスとエリにその話をしたら、”知り合いに酪農家がいるから生乳が手に入る”と言われました。いざ鴨川に移住したら、生乳を売ることは違法なので結果的にそれは無理でした。なので、エリたちにだまされて鴨川に移住したことになります。」
もちろん冗談で、本人もニヤニヤしながら話していたけれど、アキバの言葉で参加者の全員が一斉にこっちを見たので冷や汗もの…^^; 「穴があったら入りたい」とは正にこういうこと。
生乳の話をしている時にスライドに流した写真はこれ ↓
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鴨川に移住してからの良かったことのひとつとして、ネット回線の早さについて言及していた。
「ギガビットファイバーを引いたおかげで、スピードテストをやるとこういう数値になります」とアキバ。
会場にいる一同が「おお~!」とどよめいたり、笑い出したりしている。
614.43Mbpsや461.99Mbpsとかの数値とあるけれど、インドではせいぜい一桁台なのだとか。
IT系の人たちにとってはこれは夢のような数値でまさに天国。
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アキバのトークをまとめると、「都会で必死に仕事をして稼いで、それなりの生活水準を保つことだけが人生じゃない。「お金」よりも「時間」の方が大事な時代だと思う。都会生活にお金がかかって大変だったら、思い切って田舎に行くのもひとつの手だ。」
インドの都会でIT企業に務め、新しい何かを求めている若者たちは大いに感銘を受けている様子だった。

アキバはこの日の夕方にダラムサラを去ることになっていたので、トーク後は街(マクロードガンジ)に戻り、久々にランチを一緒に食べた。

思えば、私がダラムコットに宿を移してからお互いそれぞれのことをやっていて会っていなかった。色々とお世話になったお礼に、アキバのバスが出発する夕方までつきあうことにした。
「Pizza Hut の看板前で写真撮ろうよ」とアキバ。「インドのヒマラヤ山麓の街にもこうしてグローバルフランチャイズが侵略してきている」ということで…
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アキバはスーツケースがあってバス停までの移動が大変なので(何せ、上の写真のようなボコボコした砂利道)オートリキシャーを呼ぶために一緒にタクシー乗り場に行った。
オートリキシャーの運ちゃんに「近くのグリーンホテルまで行って荷物をとりに行きたい」と伝えると、嫌そうな顔をして相手にしてくれない。
要するにグリーンホテルは近いけれども道が混みすぎるから嫌なようだ。何人かの運ちゃんに聞いても同じ反応なので、私が「じゃあいくら払えばいい?」と聞くと「500Rs」と言う。
「えー!そんなのあり得ない」と呆れると、ようやく100Rsでやってくれると言ってくれた人がいた。
アキバが「いやぁ~感動したよ。エリがあんなに交渉がんばってくれるなんて」
アキバは(珍しく?)お腹の調子が今一つのようだし、何となく私が頑張らねば!と気合を入れた。
私をダラムサラに連れてきてくれた恩返しの一貫、そして“Black heart, thick skin”の極意を伝授してくれたマスターへのお礼ということで…。

アキバは一度鴨川に戻り、数日後には中国に向かうという強行スケジュール。
今度会うのは7月の半ばだ。インドで一緒に過ごしたことで以前から身内のようなアキバがさらに兄弟のような存在になった。
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無事にバス停に到着。大型バスがたくさんある中、アキバは自分の乗るバスを探しに行った。
こういう時も私が荷物番できるから良かった。そして自分も二週間後にはバスに乗るので事前に段取りが分かって良かった。

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アキバがバスに乗り込み、いよいよ別れを告げた。IMG_0014
一抹の寂しさを覚えつつも一人で歩き出すと、インド人の青年がこっちに向かって手を振っている。
最初ははっきり誰だか分からなかったけど、近づくとMaliikだった。
何をしてるの?と聞かれ、アキバを見送ったところだよ、と伝えると、自分も別れを言いたいと言う。
Mallikをアキバのバスに連れて行くと二人は少しの間話してハグをして別れを告げ合った。

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ゲストハウスに戻る途中、なんとバス停に向かっているAliとLizに出くわした。
Aliも今日ここを去るな…バス停で会えるかな?と思っていたから最後に会えて嬉しかった。
即ハグをして別れを告げた。「Lizをよろしくね」となぜか私に奥さんを託された^^

道中、ShyanとPeterにも出くわし、夕飯とジャムセッションに誘われた。
場所はBhagsuにあるCafe Milan。
左からKozue, Peter, Shyan ↓

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メインカフェの横にとても雰囲気の良い個室があり、ぶら下がっている照明がとても絵になるので思わずKozueちゃんと写真の撮りあいっこ。
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やがてジャムセッションが始まり、私もドラムにあわせて踊った。IMG_0042
毎日が非常に濃い…。でもこれから益々濃くなりそう…

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